Erin Miller氏は仕事においても私生活においても「すべての声に耳を傾けるべきである」という独自の哲学に従って行動しています。
彼女を知る人々にとってこれは決して意外な事実ではありません。Erin氏はCaterpillarのグローバルレンタルおよび中古機器部門でコミュニケーションマネージャを務めています。この部門は世界各国の約100名の従業員で構成されるチームで、1,000億米ドルもの市場規模を持つ機器レンタル業界においてCaterpillarのポジションを高めるべく尽力しています。
2人の子供を持つErin氏は、地元の市民劇団の委員会の一員でもあります。Erin氏は同僚やお客様の声に耳を傾け、それをほかの人々に共有するという仕事を担ってきました。
「私はいつもストーリーを伝えることに関心があります。PowerPointスライドを使って行う場合でも、ソーシャルメディアの投稿を利用して行う場合でも、人の心に響かせることに意欲が湧くのです」と彼女は言います。聞き手にとって意味のある情報を伝えるには、よく話を聞く必要があります。
「毎日がコラボレーションの機会で溢れています」とErin氏は言います。「それぞれの声に耳を傾けることで、だれかの発言が別のだれかのひらめきとなる可能性があるのです。」
たとえば、Erin氏の組織におけるエピソードは、ミーティングでスプレッドシートのデータを確認しているときに生まれることが多いといいます。データそのものは意味を持たなくても、財務部の同僚の見識や専門知識によって意味が生まれるのです。
Erin氏によると、このチームは世界中に点在し、業務を行うタイムゾーン、出身地、文化も異なりますが、ビジネスで必要な成果を実現するという共通の目標を目指して取り組んでいます。成功を手に入れるには、包括性の高い環境で生まれる、スキルや能力が異なる人々の声が必要となります。
実際に、現在以外の状況は考えられないと言います。さまざまな視点が集まることで良い成果が生まれるためです。これはErin氏が参加する市民劇団の委員会ミーティングや、CaterpillarのExperienced Professionals従業員リソースグループのミーティングでも同様のことが言えます。Experienced Professionals従業員リソースグループは、メンバーをつなげることでCaterpillarの専門家ネットワークを強化できるよう取り組んでいる団体です。また、これは娘のスポーツチームでも同様なことが言えるとErin氏は言います。
「娘の初めてのソフトボールの試合を見に行ったのですが、子供たちは全員試合の未経験者だったんです。第一球を打ち出すことからソフトボール場でのキャッチボール練習まで、個人個人の動作を、試合環境で互いの力を合わせて有効なプレイを生み出す動作へと変化させることがいかに難しいのかが分かりました。娘は自分の前の3人が得点を入れないと自分がホームインできないことを理解できなかったのです。職場でもそうですよね」とErin氏は言います。「生産的な成果を生むにはチームが必要です」。本当に必要なものを作り上げられるようお客様(そして互い)を全力で支援する当チームに参加しませんか。