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Kenneth
多様性および一体性

表現の重要性: インクルージョン(包括性)を通して成果を生む

当社は包括性のある文化において重要なのは、表現であると考えています。

この信念が当社の取組み方やチームの育成方法に変化をもたらしています。また、CAAN(Caterpillar African American Network)を含む従業員リソースグループ(ERG、Employee Resource Group)の強力なネットワークもこの信念により築かれています。CAANはCaterpillarで最も古いネットワークです。CAANは、メンバー同士の持続的な関係構築の場となり、当社にプラスの影響をもたらしています。その理由をご説明します。

従業員全員の成功を支援する

CAANは黒人の従業員と、メンバー、メンター、利用可能な雇用機会で構成されるグローバルネットワークとをつなぐことで、最終的に従業員全員が成功を手にすることができる持続可能な職場環境の実現を後押ししています。CAANのグローバル議長であるKenneth Jackson氏は、グループの影響力を絶やさないことに注力しています。

「CAANの役割は、会社全体で実施されている業務内容や、メンバーが自分の可能性を考えるうえで刺激になる他の従業員の働き方を知る機会を従業員に提供することです」とKenneth氏は説明します。「また、メンバーが日々の業務に誇りを持ち、全体の目標における自分の役割を理解することにも役立っています。」

メンバーが自身の潜在能力を見い出すことができるよう支援する

Kenneth氏の経歴には多くの従業員が刺激を受けています。2年半前に組立て作業員として復職したばかりのKenneth氏は、その豊富な経験と経歴によってすぐに現在の品質アナリストの職務に抜擢されました。

「私は自分の職務経験を包み隠さずに話すことで、他の従業員にも希望や機会を見い出してほしいと思っています。CAANとして活動し始めたのは、30年前の自分のような人々を支援するためです。CAANでは機会を創出したり、つながりを作ったりできるため、会社全体に帰属意識が生まれるのです。」

会社全体のつながりの醸成

CAANのもう一つの活動が、グループメンバーを幹部リーダーと団結させることです。Kenneth氏は「幹部スポンサーに対し発言権を持てることが重要なのです。業務について意見をくれるほか、懸念事項やアイデアも共有してもらえます。提示した問題に対して時間を費やし、意識を向けてくれます」と言います。

将来の世代のために

Caterpillarは最近、OneTenと提携を結んだことを発表しました。OneTenは、アフリカ系アメリカ人の雇用と定着に重点的に取り組んでいるグループです。「CAANはERG(Employee Resource Group、従業員リソースグループ)として、ビジョンを語るだけでなく、本当に行うように尽力しています。私たちは求人活動、雇用、キャリア計画、昇進などに幅広く関与しています。そのため、OneTenとの関係は理にかなっているのです。実施している取組みが重要かつ持続的で、影響力の大きいものであることを確認できる機会をいただくことができました。」

私たち全員ができること

黒人歴史月間(Black History Month)とは立ち止まって、アフリカ系アメリカ人の当社のチームメンバーや、世界中のアフリカ系アメリカ人による過去および現在の多大な貢献について振り返るために設けられた時間です。CAAN、Kenneth氏、およびCaterpillarのすべてのERGが、それぞれの異なる経験を認め合うことで強力なチームを構築できるよう尽力しています。

Caterpillarでやりがいのある仕事を行うことは、単に職務を成し遂げる以上の意味があります。それには、他の従業員とつながりを持ち、他の人も誇りを持てるキャリアを構築できるよう鼓舞することが関係しています。チームに参加する準備はできていますか?

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